うつ病の接し方>休学や休職で失ったものは取り返せます！！

うつ病はひどければひどいほど、長期の療養が必要になります。
そして重症の場合は、治療に専念する必要がでてきます。
通勤や通学しながらの治療ではなく、休職・休学しての治療です。

やはり治療に専念すればするほど、経過は良くなる傾向にあります。
通勤しながらの治療になりますと、そもそものうつ病のきっかけが職場にある場合など、
治療の効果があまり出ないこともあります。
また通院のためにいちいち半休願いを出したり、周囲に迷惑をかけていると思ってストレスを感じてしまと
うつ病にとってはよくありません。
余りにも悪い状態が続いたり、支障をきたした場合は思い切って休職や休学をするのも選択肢の中に入れておきましょう。
場合によっては、苦渋の決断になることもありますし、その選択自体がうつを悪化させる可能性もあります。

同僚や友人に遅れを取ってしまう、年下の連中とやり直すのは気が引ける…と言われる方も多いです。
うつ病になる方は、熱心でいて繊細な方が多いのでそういった体裁や世間体にこだわる方も多いです。
ですが、うつ病になったという事実は、あなたの人生に休養が必要なのだと天からアドバイスを
もらったと考えてみてはどうでしょうか？
過剰な競争意識や先行きが見えない不安に任せて、がむしゃらに仕事や勉強や人生にいそしんできた、
そんな生き方を少し修正してみる機会を与えられたのです。

基本的にうつ病は優秀な方がかかる病気です。
鬱さえ治ってしまえば、優秀なあなたは難なく遅れを取り戻せることでしょう。