うつ病の接し方>家族力が試されるうつ病！？

うつ病は怖い病気でもあります。一緒に治療に臨んでくれる家族の力を試してきます。
周囲の方はあまり患者の言うことに、一喜一憂しないように気をつけましょう。
うつ病は時には酷い事を周囲の人間に言わせたり、療養の手伝いを妨げることをさせたりします。

しかしそれらは全てうつ病の症状が言わせていることを、決して忘れないでください。
どんなに治療がうまくいかず、先行きが見えなくても決して患者さんを見捨てないでください。
信用は、強力な抗うつ剤となります。どうしても辛い時は、患者さんと過ごした楽しい日々や、
昔の思い出を思い出しましょう。
そして辛いのは実は患者さんなんだ、ということを絶対忘れないでください。

うつの経過が良くなってくると、周囲に攻撃的になってくる時があります。
自分に向いていた攻撃の感情がよそに向いてきたというのは、良い経過を辿っているということです。
決してこの攻撃にひるまないで、距離をとりながらも暖かく見守ってあげてください。