うつ病の接し方>うつ病の主な治療は、投薬治療になります。

うつ病と並んで昨今知名度が上がった精神疾患に、ボーダーライン症候群（境界性人格障害）　http://borderlineer.web.fc2.com/　があります。
この人格障害は抑うつ状態を併発することもありますので、うつ病と混同される場合も多いので、ご注意ください。

うつ病と診断されると、一般的にはまず抗不安薬などの効果が軽めの薬が処方されます。
重症のうつ病の方にとって、もどかしく感じるかもしれませんが、医師はこの軽めの薬を処方することによって、
医師の言うことを聞けるか、薬に効果・アレルギー・副作用がないか、を見ているのです。

またケースによっては、偽薬のように軽い薬が処方されることもありますが、これはうつ病の度合い、
または違う病気の可能性がないかを確認しているのです。
最初の時期は薬の効きがマイルド過ぎて、焦って腹を立てる患者さんもいます。
ですがこれは必ず必要な手続きなので、苦しいでしょうが我慢してお医者さんの指示に従いましょう。
そして次に抗うつ剤が処方されるのが一般的な治療経過です。

この抗うつ剤ですが、実は今あるどの抗うつ剤も効き始めるのに少々時間がかかります。
最低でも３週間、長いときは効果が認められるまでに３ヶ月ほどかかることもあります。
焦る患者さんに対して、効き目が遅いというのは何とも苦しい現実です。
しかし、ここが我慢のしどころだと覚悟を決めましょう。
そうして効果と副作用を確認しながら薬を増やしたり、変えたりします。
その人にあった薬を見つけるまでに、何ヶ月もかかる場合もあります。
しかしこれまでドンピシャの薬が見つかって、見る見るうちに回復していった患者さんの例も見ています。

あなたの心は元気ですか？心の病は誰でもかかるものです。
うつ病、パニック障害、境界性人格障害、どれも生きることがつらくなる重い病気です。
あなたは1人で悩んでいませんか？

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抗うつ剤に対して否定的な意見を述べている医師もいますが、効く人には本当に効くのが抗うつ剤です。

うつ病の発症から、病気を受け止め、治療に臨む過程は、末期がんを宣告された患者の心理に似ている、とよく言われます。中にははっきり「がんよりもうつ病の方が辛い。だってがんはもう治りうる病気になりつつあるから」とおっしゃる方もいます。がんについてはこちら　http://gantiryouhou.web.fc2.com/　のサイトをご覧になってください。

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うつ病などの心の病気は、誰でもかかる可能性のある身近な心の病気です。