うつ病の接し方>時には入院したり、仕事を長期間休職も

うつ病を訴えている患者さんに、自殺衝動や極端な食欲低下で急速な体重減少などが見られた場合、
入院措置をおすすめします。そういった状態の時は医師からそう措置されることもあります。
初めてうつ病のような病気にかかってしまった場合、入院することには物凄く抵抗があるかも知れません。

ですが入院は一番安全な措置とも言えます。
「それぐらいの強制的な休息が必要だったんだ」と割り切って、療養に努めましょう。
またその場合、仕事を休職せざるを得ません。
個人事業主であったり、小さな会社で実質休職＝解雇のようなケースもあるかも知れません。
労働基準法では、会社は社員の身体や精神の健康をサポートする義務があります。
もし会社が休職を認めてくれなくても、正当な理由がない限り休職という名の解雇は不当解雇であると憶えておいてください。

個人事業主の方は、入院中は仕事がストップしてしまいますが、これはもうしょうがないことです。もし事情を理解してくれる取引先ならいいですが、そうでない場合、中々うつ病で
職務遂行が困難と言い難いでしょう。
しかし、重症のうつ病での最優先事項は兎に角ストレスを失くすこと、これにつきます。
それを判断基準にしてください。意外に社会は少々の不義理を許してくれます。

うつ病と並んで昨今知名度が上がった精神疾患に、ボーダーライン症候群（境界性人格障害）　http://borderlineer.web.fc2.com/　があります。
この人格障害は抑うつ状態を併発することもありますので、うつ病と混同される場合も多いので、ご注意ください。

うつ病の発症から、病気を受け止め、治療に臨む過程は、末期がんを宣告された患者の心理に似ている、とよく言われます。中にははっきり「がんよりもうつ病の方が辛い。だってがんはもう治りうる病気になりつつあるから」とおっしゃる方もいます。がんについてはこちら　http://gantiryouhou.web.fc2.com/　のサイトをご覧になってください。

あなたの心は元気ですか？心の病は誰でもかかるものです。
うつ病、パニック障害、境界性人格障害
どれも生きることがつらくなる重い病気です。
あなたは1人で悩んでいませんか？

9年間、心の病気を抱えた私が語る、あなたを助ける魔法の言葉50選